産後の尿漏れ・頻尿


- 産後から尿漏れ、頻尿に悩んでいる
- くしゃみで尿漏れを起こす
- 一度もよおすと我慢できない
- 骨盤がガクガクする感じがある
- 走ると尿漏れをおこす
- 就寝中に尿漏れを起こす
神戸市東灘区御影にある整骨院KAIでは産後骨盤矯正を受けに来院される患者様が数多くいらっしゃいます。
そのなかで症状を色々お伺いをしていると、産後ママの約3割程の患者様が産前、産後に尿漏れで悩まれていたのです。
なぜ、産後に尿漏れが起こるのか・・・
目次
産後に起こる尿漏れ、頻尿のメカニズムとは

女性の身体は妊娠すると、骨盤内で赤ちゃんが大きくなるにつれ、赤ちゃんの大きさに合わせて骨盤が横に広がり、子宮の重量も増していきます。子宮の重さを支える時には骨盤の底の部分にある筋肉が支えます。
骨盤の底にある筋肉を【骨盤底筋】といいます。
骨盤底筋は尿や排泄に関わると同時に膀胱や尿道や膣、肛門を引き締め、尿漏れや便の漏れを予防する役割があります。
妊娠後期になるにつれ、骨盤は横に広がり骨盤を支持する靭帯が伸ばされます。すると骨盤は不安定になり、骨盤底筋にかかる負担も増えてきます。骨盤底筋は骨盤の底にあり、常に子宮を支えているため筋肉が伸ばされてしまいます。
最終的に出産が待ち構えています。帝王切開以外の普通分娩の方は赤ちゃんが産道に行くまでに骨盤底筋や骨盤を押し広げながら、赤ちゃんが産道へと移動していきます。
この時もすんなりと産道に移動してくれるといいのですが、初産や難産になると骨盤底筋や骨盤がストレスを受ける時間が長くなってしまう為、骨盤の靭帯や骨盤底筋がさらに伸ばされてしまいます。
妊娠と出産でダメージを受けた骨盤底筋は伸ばされ筋力も低下してしまう為、機能が損なわれてしまいます。
一時的に機能低下を起こす方もいれば、何年も尿漏れや頻尿で悩んでいる方もいらっしゃいます。
どうすれば骨盤底筋を鍛える事ができるのか?
骨盤底筋は最近ではテレビや雑誌で聞くようになってきました。よくセルフトレーニングなども紹介されていますね。
ですが、骨盤底筋は身体のインナーマッスルといわれる筋肉の一部で、インナーマッスルは特に鍛えにくいといわれています。
神戸市東灘区御影にある鍼灸整骨院KAIでは2種類のトレーニングを行い骨盤底筋を効率よく鍛える事が可能です!!
超進化EMSコアトレーニング CORE-RE(コアレ)


超進化EMSコアトレーニング CORE-RE(コアレ)
広域変調波といわれる特殊な電気を用いて骨盤底筋をダイレクトに動かしていきます。機能として
も【骨盤底筋モード】という骨盤底筋専用に作られたモードを使い、鍛えにくい骨盤底筋を鍛えていきます。
トレーニングは骨盤周りにパッドを張りつけて寝るだけの楽々トレーニングです☆
よく市販で宣伝されている腹筋を鍛える物とは違い、医療用機器になります。通電の深さも市販の物は皮膚から3ミリ程しか通電しませんが、コアレは皮膚から15センチ深層まで到達し、確実にインナーマッスルをアプローチできます!!
REDCORDトレーニング(レッドコードトレーニング)
ノルウェーで開発されたトレーニング機器です。
元々は医療業界ののリハビリ用機器として使用されてきたものになります。
スリングといわれる赤いロープに身体の一部を引っ掛け不安定な状態を作り出し、バランスをとろうとする際に体幹を意識しながら上半身や下半身を動かしていくエクササイズになります。
通常の体幹トレーニングよりもインナーマッスルを意識しやすく、高負荷をかける事が可能です。
骨盤底筋を鍛える場合は、骨盤底筋専用のトレーニングメニューを行っていただいております。
トレーニングもマンツーマンで指導致しますので効率よく骨盤底筋を鍛える事ができます。

ママの為のQ&A
- トレーニングは何回くらいで効果がでるの?
- トレーニングの効果は筋力の低下度合いによりますが大体4~10回程受けて頂くと変化が出てこられる方が多いです。
- 産後は骨盤矯正も受けた方がいいのか?
- 産後のお身体は痛みなどが出ていなくても、骨盤の靭帯や筋肉が伸びて弱くなっている為、骨盤矯正とトレーニングを組み合わせて受けて頂く方が好ましいです。
- 出産後はなんのトラブルもなかったのに、5年経ってから尿漏れ症状がでてきた、これは出産と関係はあるのか?
- はい。出産後は無症状でも、何年か経ってから尿漏れ症状が出てくる方はいらっしゃいます。内科的な要因も考えられますが、妊娠~出産にかけて骨盤の靭帯やインナーマッスルが伸びて弱くなるのは皆さん同じです。その時は筋肉の弱り方はマシでも運動など身体を鍛える事をしない方は、年齢を重ねると筋力低下が少しづつ起こってきます。 筋力低下がある一線を越えると排尿や尿を我慢する機能が衰え、尿漏れや頻尿などのトラブルが起こってくるのです。